「チ。 ―地球の運動について―」のアニメをAmazon Primeで見たのでビューをたっぷり書きます。
みんなの感想・評価・クチコミも紹介しています。
面白い?つまらない?いろんな感想を教えてもらえたら嬉しいです!一言でもOKです!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメはつまらない?面白い?みんなの感想・評価・クチコミ
「チ。 ―地球の運動について―」アニメのみんなの感想・評価・クチコミ
まだレビューはありません。最初に書いてみましょう。
ここからアニオさんのアニメレビューを書いていきます。
「チ。 ―地球の運動について―」アニメのアニオのアニメレビュー・の内容紹介・あらすじ【感想・評価】
今回見たアニメは「チ。 ―地球の運動について―」です。

原作は 魚豊 さんの「チ。-地球の運動について-」のアニメ。
アニメは 2024 年の作品で全 25 話。
15世紀のP王国。異端視された「地動説」をめぐり、神童ラファウをはじめ、命と信念を賭して“真理”を追う人々の連鎖が時代を動かしていく——
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「チ。 ―地球の運動について―」アニメは「完成度が高すぎる世代を超えた想いを伝えるアニメ」【一言まとめ&はじめに】
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは一言でまとめると
完成度が高すぎる世代を超えた想いを伝えるアニメ
です!
地動説が題材となり、異端とした説=知られたら即死刑となるが地動説の真理への想いを曲げず、その想いを後世に伝えていく。
この想いの紡がれていく様子の描き方がとてつもなく素晴らしく完璧でした。
演出や作画が完璧。声優さんも文句なし!
そして主題歌がサカナクション、ヨルシカともに最高でした。
全てが文句なしのアニメです。
大好きなアニメです!
とりあえず、色々と書いていきます!
評価 : ★★★★★(素晴らしい)
▶ 【無料】チ。 ―地球の運動について―
エピソード1 – 第1話 『地動説』、とでも呼ぼうか
アニメを見るサービスはたくさんあります。1か月無料のばかりなので気になるアニメがあれば検索してタダでアニメを見ちゃいましょう!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメはとにかく物語が最高に面白い!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは天動説(地球が真ん中で他の惑星が動いている)が常識であった時代に地動説(地球が動いている)に気が付いてしまい、異端とされる考えの地動説を後世に紡いでいく物語。
まさか地動説を題材にするとは!
この着眼点だけでも面白いですよね。
地動説を伝えるためにアニメは章ごとに時代が変わり、主人公はその都度異端として処刑され想いや知識だけが伝わっていく。
最後までの流れがとてもキレイで見ていても「最後まで繋がってくれ」「想いが途切れないでくれ」と思ってしまうテンション感もあり「異端」のハラハラ感も面白いです。
章ごとにキャラも魅力的で最後まで楽しく見れます。
地動説に気付いてしまった瞬間の描き方が凄まじく好きです!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは自分の人生を振り返り、作品自体が自己啓発のような良さがある
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは自分の人生を振り返り、作品自体が自己啓発のような良さがありました。
地動説なんて異端・あるまじき考えなのは分かっているのにワクワクと真理を伝えなくてはいけない想いに駆られる。
こんなワクワクしてしまうこと、死と隣り合わせなのに探求がやめられない事ってありますか?
自分を振り返り、今を振り返り、そういうことはどれだろうと自分の人生を振り返れたのも面白かったです。
「自分の知識や技術を後世へ伝える」ということも自分にはどういうのがあるだろう?
何を伝えていくべきだろう?
どう伝えていくだろう?
そんなことを考えてしまいました。
自分の中に当てはまることがあれば「これからも頑張ろう」だし、なくても「見つけられるよう頑張ろう」と思える。
そして今後どうやって動いていくかも考えられます。
このアニメ・漫画自体が自己啓発となっているアニメだと思いました。
死に際に笑顔になれて「自分のやってきたは正しい。悔いは無い」と思えるような人生にしたいですね。

ワクワクすることを見つけて、何があっても止められない、探求していきたいことを探していきたいですよね!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは演出と作画が良すぎる。地動説に気付いた時、金星を見た時の描写が最高!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは演出と作画が良すぎましたね!
アニメーション製作はマッドハウスです。葬送のフリーレンなどを手掛けていますね。
アニメ全体の表現がカッコよかったですよね。
全て文句無しなんですが、全員が地動説に気付いた時の表現は大好きです。
今まで信じて疑いもしない事に気付いてしまった時の気持ちは青天の霹靂だったでしょう。
「マジかよ…この世界が…!?」という驚きの表現の仕方は好きでした。
今でいう陰謀論などが近いでしょうし、それこそ異端と言われるのも分かるかも。
またオクジーが金星を見た時の表現も最高に好きでした。

ドキドキしてワクワクしてしまう展開と描写は第2章のハイライトともいえます。
アニメーション製作の素晴らしい技術、演出の良さはとても好み。
原作漫画でどのように表現されているかもとても気になります!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメはノヴァクのキャラ・声優の津田健次郎さんが素晴らしい
「チ。 ―地球の運動について―」アニメはノヴァクが良すぎた。

声優は大好きな津田健次郎さん。
異端審問官で基本的に主人公の敵として登場します。
このキャラの「もう出てこないでくれよ」と思ってしまうウザさ、いやらしさはとてつもないですよね。
イヴァクを嫌いな人も多いのではないでしょうか?
漫画でのイヤなキャラをしっかりとアニメでもイヤなキャラとして描いて声優さんが演技してくれたのは素晴らしいですよね。

「なにこれ?」のシーンはマジで怖かった。
「見つかった!最悪!」と思ってしまいましたもんね。
これが全然イヤなキャラじゃなくて声優さんの声もあってなくて演技が下手だったらこのアニメ全体が微妙な出来となっていたはずです。
イヴァクの存在はとてつもなくデカいし、つだけんさんの演技が素晴らしくて好きでした!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメはノヴァクはヨレンタとしっかりと再会してから死んでほしかった。

「チ。 ―地球の運動について―」アニメのイヴァクの死に際は少し不満です。
娘のヨレンタは異端者として処刑されたと思い込んでおり酒に溺れていましたが、ヨレンタは異端者達を集めるリーダーとして生きていました。
敵リーダーの存在を知らぬまま追い詰めるイヴァク。
「ヨレンタは生きていて今追い詰めている敵リーダーが娘のヨレンタ」と知る前にヨレンタが自爆をしたため娘の存在を知ることはありませんでした。
それでも吹っ飛んできた腕を持ち運んでは手を握った瞬間は、知らぬとはいえ親子で手を繋げた瞬間でもありもう一度娘と手を繋げたことは幸せだったんだろうな。でもそれも知らないからこその複雑な心境。
さらにイヴァクの死に際も結局ヨレンタのことは知ることは無く死んでしまう。
正直、ヨレンタと再会したり、ヨレンタの死亡を偽装された真相、敵リーダーがヨレンタで目の前で爆破したことを知って欲しかった。
知った直後の絶望を味わってから死んでほしかったな~。
こう感じたのは私だけじゃないはず(笑)
とはいえ、知らないまま死んだのもそれはそれで収まりは良かったですよね。
でもやっぱり多数の主人公や娘を殺したイヴァクは報いを受けて欲しかったとは思ってしまいました。
ほんの少しだけ不満(笑)
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは主人公達の全ての行動がカッコイイ
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは章ごとに主人公が変わります。

(イヴァクは違うけど)


全員の行動がカッコイイんですよね!

ラファウは頭脳明晰なのに自分の感情を最優先させるのはカッコよかったですよね。
そういうものに出会ってしまって、その道以外考えられないのは抑えられないんですよね。ある意味幸せだったんだろうな。


オクジーも何も喋る気もないのも良かった。
バデーニも目的のために友人・知り合いすらも見捨てる…と思いきや助けるために白状するのもとても良かった。
真理は終わってしまうし処刑されてしまうので良いことではないけど、友人を助けられたこと、最後は笑顔で終われたことは「これでも良かったのかも」と思わせてくれました。

シュミットさんも超良かったですよね!
コインで裏表の勝負で結果は出たのに「ドゥラカを守る」という道を選んでくれました。
なんかさ「こんな男になりたいよね」と思ってしまいました。こんな状況なることはないけど、本当に守るべきものを身体を張って守ることのできる男になりたい。

ドゥラカも懸命に生きて生き様もカッコイイし、最後は嫌いな朝日を浴びて心地良いと感じながら逝く。
この描き方とても好きでした。悲しいけど好き。
全員が自分の人生を駆け抜けたという感じがしてとてもカッコよかった。
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは主人公達が全員で一人
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは章ごとに主人公が変わります。
それぞれの個性や特徴・カッコよさはあるんですが、全員が主人公という感じで見ていました。
「真理を追い求める者達」「体制に屈しない者達」という主人公。
そういう意味ではアイコン的な主人公としては弱いのかも。
悟空、ルフィ、ナルトなどの主人公はこの人!というタイプではなく、全員で一人の主人公というイメージを受けました。
だからこそ「繋いでいく・紡いでいく」感じがあって良かった。この部分も好き。
「チ。 ―地球の運動について―」アニメはサカナクション、ヨルシカの主題歌が良すぎる。最高!
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは主題歌が良すぎましたね!
大好きなサカナクション、ヨルシカで曲も最高に良かった。
OPのサカナクションの完成度たるや…驚異的ですよね。
サビへの盛り上がりやサビの盛り上がりは真理に辿り着いた時のような、真理への探究・走り抜けている感があって好みです。
【チ。-地球の運動について- OP】 「怪獣」 / サカナクション
【チ。-地球の運動について- ED1】 「アポリア」 / ヨルシカ
ヨルシカもとてつもなく良かった。
特にこの次に書く、7/8拍子の意味に気付いた時は震えました。
主題歌が良すぎたのもチ。のアニメを気に入った理由の一つでもあります。
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは「アポリア / ヨルシカ」は7/8拍子は天動説を、8/8拍子は地動説を表している
「チ。 ―地球の運動について―」アニメの主題歌の「アポリア」 / ヨルシカ。
これを聞いた時に驚きました。
イントロが7/8拍子が使われていたからです。
これは「1234567」と数えて次の小節に進みます。
7/8拍子って結構珍しいしポップスで使われるのはさらに珍しい。
だから「へ~、7/8拍子なんて使うのスゴイな~。アニメの主題歌だったら尚更」と思いました。
変拍子のアニメ主題歌が無いわけではないですがかなり少なめです。
7/8拍子の次は8/8拍子になり、また7/8拍子に戻り8/8拍子と交互になっています。
なんか意味があるのかな~
と思いながらアニメを見進めていて、「もしかしてこれって惑星の数とか?」と考えてみました。
でも「水金地火木土天海冥」だと9個。でも冥王星はたしか外されたはず…ということは8個か~。
・・・
もしかして天動説と関係がある!?
調べてみると「惑星の数の変遷」というページにこのように書かれていました。

7個!
天動説の時代は惑星は7個だから7/8拍子!?
地動説の今は惑星は7個だから8/8拍子!?
天動説と地動説を交互に表現したイントロってこと!?
という結論に辿り着き「これは面白い!」とさらに好きになりました。
天動説なのか地動説なのかどっちが真理か情報が絡み合っている時代ですもんね。
サビは8/8拍子は完全に地動説ベースでの曲進行となっているようです。
8/8拍子の方が聞きやすい・のりやすいので当然と言えば当然ですが。
こういうアニメの内容に沿ったもので、分からなくても気にならないけど分かる人だけ分かるみたいのは面白いですよね。
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは拷問シーンは怖い
「チ。 ―地球の運動について―」アニメでは拷問シーンが度々出てきます。
これは・・・怖い。
グロいし正直見たいものではない。
でも異端者の処刑の酷さ、イヴァクのやってきたことを分からせるためには良い表現だったと思います。
現代で拷問はやってはいけないことですよね。というのも分からせることができる。
ただグロイのが苦手な人は見るのは難しいかも💦
「チ。 ―地球の運動について―」アニメはこれはヒドイ!つまらない!と思う部分は…
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは褒め過ぎているので、これはヒドイ!つまらない!と思う部分も書いてみたいと思います。
・・・特になし!!
と思ったけど、無理矢理書くとしたら、ラストがちょっと弱いかも。
繋いできたものがようやくコペルニクスまで辿り着けそうで結果として地動説が唱えられるようになるのでハッピーエンドではあるけど、ちょっと弱いかも。
個人的にはこれも好きだけど、急に終わった・無理矢理終わらせたと思う人もいるかも。
「チ。 ―地球の運動について―」アニメは面白い?つまらない?レビュー感想評価:★★★★★(素晴らしい)
「チ。 ―地球の運動について―」のアニメのレビューを書いてみました。
チ。 ―地球の運動について―は ・・・面白い!
全て良かったですね!
名作だと思います!
ただ万人にオススメできるものではないかな。
歴史や地球・星などに興味を持つ人は好きかも。
でもできるだけ多くの人に見てもらいたいアニメです。
久々に見たアニメでしたが本当に良いアニメを見れました!!
評価 : ★★★★★(素晴らしい)
※個人の評価は85~100点=★★★★★(素晴らしい)、70~85点=★★★★☆(面白い)、40~70点=★★★☆☆(普通)、20~40点=★★☆☆☆(つまらない)、0~20点=★☆☆☆☆(ひどい)の5段階に無理矢理分けています。また前情報無しで見終えた記憶を残すための備忘録です。
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「チ。 ―地球の運動について―」アニメの原作漫画
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「チ。 ―地球の運動について―」アニメの声優・CV
キャラクター | 声優 |
---|---|
ラファウ | 坂本真綾 |
ノヴァク | 津田健次郎 |
フベルト | 速水奨 |
ポトツキ | 巻島康一 |
オクジー | 小西克幸 |
グラス | 白石稔 |
バデーニ | 中村悠一 |
ダミアン | 上田燿司 |
ヨレンタ | 仁見紗綾(※第2章) |
コルベ | 島﨑信長 |
ピャスト伯 | ふくまつ進紗 |
ピャスト(青年) | 浪川大輔 |
アントニ | 三上哲 |
シュミット | 日野聡 |
レヴァンドロフスキ | 小松史法 |
フライ | 内田夕夜 |
ドゥルーヴ | 西村知道 |
ドゥラカ | 島袋美由利 |
アルベルト | 石毛翔弥 |
アルベルト(少年) | 種﨑敦美 |
「チ。 ―地球の運動について―」アニメの主題歌OP・ED曲・挿入歌
【チ。-地球の運動について- OP】 「怪獣」 / サカナクション
サカナクションによるオープニングテーマ。作詞は山口一郎、作曲・編曲はサカナクション。
Wikipedia
【チ。-地球の運動について- ED1】 「アポリア」 / ヨルシカ
ヨルシカによる第1章・第2章(第一話 – 第十五話)エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はn-buna。
Wikipedia
【チ。-地球の運動について- ED2】 「へび」 / ヨルシカ
ヨルシカによる第3章・最終章(第十六話 – 第二十五話)エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はn-buna。
Wikipedia
「チ。 ―地球の運動について―」アニメの監督・製作スタッフ
「チ。 ―地球の運動について―」の 監督・製作スタッフ一覧はここをクリック・タップ
スタッフ | お名前 |
---|---|
原作 | 魚豊 |
監督 | 清水健一 |
シリーズ構成・脚本 | 入江信吾 |
キャラクターデザイン・総作画監督 | 筱雅律 |
プロップデザイン | おだし、菊池有騎(第1話) |
美術監督 | 河合泰利 |
色彩設計 | 今野成美 |
撮影監督 | 伏原あかね |
編集 | 木村佳史子 |
音響監督 | 小泉紀介 |
音楽 | 牛尾憲輔 |
アニメーションプロデューサー | 岡恒成 |
プロデューサー | 長内敦、岡本順哉、苗代憲一郎、吉田勇樹、上野勇介、山﨑友加里 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
製作・著作 | チ。-地球の運動について-製作委員会 |