「AIの遺電子」のアニメを見たのでレビューをたっぷり書きます。
みんなの感想・評価・クチコミも紹介しています。
面白い?つまらない?いろんなレビューを教えてもらえたら嬉しいです!
「AIの遺電子」アニメはつまらない?面白い?みんなの感想・評価・クチコミ【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメのみんなの感想・評価・クチコミ
まだレビューはありません。最初に書いてみましょう。
ここからアニオさんのアニメレビューを書いていきます。
「AIの遺電子」アニメのアニオのアニメレビュー・の内容紹介・あらすじ【感想・評価】
今回見たアニメは「AIの遺電子」です。
原作は山田胡瓜 さんの漫画「AIの遺電子」のアニメ。
アニメは2023年の作品で全12話。
これは、私たちの未来の物語――。21世紀に始まったAIの圧倒的な進歩は、社会の発展に寄与する一方、高い知性を持つ機械を道具として使う是非を、人類に突きつけた。そして22世紀後半。人々は「産業AI」とは別格の存在として、人権を持った「ヒューマノイド」を当たり前に受け入れ、共に暮らしている。須堂光は、ヒューマノイドを治す新医科の医者として、ヒトとAIの共存がもたらす「新たな病」に向き合っていく。時に、裏の顔も使いながら……。
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「AIの遺電子」アニメは未来版ブラックジャック【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメを見ていて思ったのは「未来版ブラックジャック」でした。
手塚治虫のブラックジャック。
設定もストーリーも方向性としてはかなり近いです。
主人公が医師、パートナーは看護師、人の内面について取り扱う作品。
ブラックジャックは基本は現代ですが、「AIの遺電子」はAIやヒューマノイドやロボットなどが普通にいる世界の近未来・未来なので「未来版ブラックジャック」の印象です。
ブラックジャックの雰囲気が好きな人は「AIの遺電子」は相性が良いと思います。
「AIの遺電子」アニメは面白いというより考えさせられる哲学的な作品【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメは好きですし、面白い作品だと思っています。
ただよくある面白いとは違って「考えさせられる哲学的な作品」という意味で面白い。
未来版ブラックジャックと言ったようにブラックジャックのような描き方で、その物語の問題提起や善悪、人としての振る舞い・考え方などがメインとなっています。
それは未来版であることから、人間とAI・ロボット・ヒューマノイドとの共存、ヒューマノイドの在り方、ヒューマノイドの危険性などが挙げられます。
この作品ね、良いですよ。本当に。
テンション上がるような瞬間はほぼないですが、悪い回もあまりなく、考えさせられる。
自分の中で「これは良くないよな」「こういう場面に直面したら自分だったらどう思うだろう?どう振る舞うだろう?」と思わせられる。
しかも、AIやヒューマノイドはそう遠くない未来で起こりうることですよね。
ChatGPTやAI系が発達してきた今だからこそタイムリーな作品で良いコンセプトな漫画・アニメだと思いました。
「AIの遺電子」アニメはほぼ1話完結型で見やすい【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメはほぼ1話完結型です。
ストーリーが無いわけではないけど緩めで、1話から見ないとわからないタイプではないです。
そこは良くも悪くもかも。
でも色々な話があるので楽しめるというのはあります。色々な問題的・題材を扱うことができる。
例えば話として好きなのがいくつかあります。
記憶の入れ替えは果たして良いことだろうか?
ヒューマノイドの記憶をバックアップする際にウイルスに感染。
このままでは機能停止=死んでしまう。
記憶のバックアップがあるためアップロード?記憶を入れる&入れ替えれば問題なく生き続けることができる。
しかし、バックアップを取ってから今の記憶は無くなる。
他人にはその期間を過ごした記憶があるが、自分にはその記憶がない。
自分が自分ではない期間がある。
果たしてそれは良いことなのだろうか?
またバックアップを利用した場合、本当にそれは自分と言っていいのだろうか?
何をもって自分と言えるのだろうか?
・・・
など色々と考えさせられてとても好みの話です。
自分の好きな人や家族がこのような状態になった時にどう考えるかを考えるのが面白いです。
性格の上書きは良いことだろうか?
ヒューマノイドの場合は性格なども上書きできるようになる。
上書きができることによって悪い部分は簡単に改善させることができますよね。
ギャンブルに溺れる人の性格や記憶も変えて真人間にすることもできます。
ケンカっぱやい人の性格を変えて落ち着いた人間に変えることもできる。
悪いことが無くなるんだから良いことだけど、それははたして良いのか?
ある意味悪い部分もあるからこそのその人間なんじゃないかなって。
悪い部分や気になる部分があるからこそその人ならではの良さ、考え方があるんじゃないかなって。
例えば、気性が荒い人の作る音楽が激しいとか、暴力的な絵だからこそ魅力的だったりしますよね。
それはその性格があってこその希少な作品になります。
悪い部分を直したら良い部分も消えてしまう可能性も高い。
自分自身でやる性格の上書きも問題だけど、家族や親が子供の性格を矯正する問題も出てくる可能性もある。
生きる上では良いだろうけどその人の良さは薄れてしまうのではないか?
あなたならどう考える?
などなど色々な話があるんですよ。 こういうの大好きですね♪
「AIの遺電子」アニメは好き嫌いが分かれる作品【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメのストーリーやコンセプトはとても好みですが、このアニメは好き嫌い分かれるアニメだと思いました。
ストーリーやコンセプトを楽しめなければ確実に低評価でしょう。
またストーリーやコンセプトは評価していますがアニメとしてはむしろ微妙な部分が目立つような作品だった気がします。
「AIの遺電子」アニメはキャラクターの魅力は弱い。作画が危険で見た瞬間ダメなアニメ感【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメは映像面が結構危ないレベルだと思う。
まずキャラクターの魅力が弱い。
主人公の須堂 光はクールなキャラで物静かなタイプ。感情があまりないため好き嫌い分かれるよな~と。
樋口リサも悪くはないという感じ。
なにより、1話完結型で主人公達に焦点が当てられているわけではないのでかなり弱くならざるを得ない存在だったりする。
作画が危険。見た瞬間ダメなアニメ感。
アニメを見始めて一瞬で「あ、このアニメはハズレだ」と思ってしまうほど作画が微妙。
作画崩壊はほぼないと思うけど、全体のクオリティが安い中華レベル。
最近見て感動した「呪術廻戦」「推しの子」があるため差が激しすぎて・・・。
ヒドさで言えば「レベル1だけどユニークスキルで最強です」に近い。
そして動きのあるアニメーションもあまり良くない。
が、AIの遺電子は良く悪くも動きのあるアニメを求めていないアニメなので影響は少ないのが救い。
これでアクションシーンが多かったら悲惨なアニメになっていたはず。
とはいえ、正直もっと作画や動きが良かったらもっともっと良い作品になったのになと思わずにはいられない。扱う内容が好みなだけにちょっと残念という気持ちにはなってしまいました。
【追記】というかアニメーション製作がマッドハウス。あの素晴らしいマッドハウス!?本当に?!と衝撃を受けています。
「AIの遺電子」アニメはストーリーは中途半端な部分で終わる【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメはストーリーはあまりない…とは言ったけど一応ストーリーはあります。
主人公の須堂 光の大きな目的は「母親のコピー人格を探すこと」で最後に大きなヒントをだされ危険地域に出向く。
・・・そこでアニメ12話が終了~!!!
ここからが面白いんじゃろがぁあああ!!!!
母親のコピー人格はどうなったんやぁ!?
母親のコピー人格はどういう状態でどういう境遇のヒューマノイドに使われているんじゃぁ!?
その母親のコピー人格が使われたヒューマノイドに出会った主人公の須堂 光はどういう感情を抱き、どういう対応をするんじゃぁ!?
めちゃくちゃ気になる部分で終わります。
ストーリーがあるからこそ終わり方が気になっちゃいますよね。
アニメの内容自体はかなり好きだけど「ストーリー」だけを見ると中途半端過ぎるなぁと。
「AIの遺電子」アニメは面白い?つまらない?レビュー感想評価: ★★★★☆(面白い)【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」のアニメのレビューを書いてみました。
AIの遺電子は ・・・好きです!
好きだけど賛否両論分かれそうなアニメだと思いました。
扱う内容もどう捉えるか次第だし、つまらないと感じる人も結構いそう。
作画は良くないしアニメーションも良くない。好みはめちゃくちゃ分かれそう。
見る人を選ぶアニメだと思うけど、深い部分を考えるのが好きな人、哲学的な作品が好きな人にはオススメしたいです。
評価 : ★★★★☆(面白い)
※個人の評価は85~100点=★★★★★(素晴らしい)、70~85点=★★★★☆(面白い)、40~70点=★★★☆☆(普通)、20~40点=★★☆☆☆(つまらない)、0~20点=★☆☆☆☆(ひどい)の5段階に無理矢理分けています。また前情報無しで見終えた記憶を残すための備忘録です。
「AIの遺電子」アニメの原作漫画・コミック、DVD・Blu-ray【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」アニメの原作漫画
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「AIの遺電子」アニメの声優・CV【アイノイデンシ】
キャラクター | 声優 |
---|---|
須堂 光 | 大塚剛央 |
樋口 リサ | 宮本侑芽 |
ジェイ | 岩中睦樹 |
カオル | 高森奈津美 |
MICHI | 寺崎裕香 |
ジュン | 石毛翔弥 |
マサ | 深町寿成 |
ジョー | 小野賢章 |
シズカ | 松井暁波 |
ポッポ | 釘宮理恵 |
ケンジ | 山根舞 |
マリコ | 米丸歩 |
リョウ | 俊藤光利 |
三好 レオン | 山村響 |
龍ヶ崎 昴 | 坂田将吾 |
亀井 | 柳田淳一 |
野崎 ダイスケ | 宮瀬尚也 |
佐々木 イチカ/ナナ | 髙橋ミナミ |
豊田 ヒデ | 逢坂良太 |
カヨ | 松本佳奈 |
瀬戸 | 田丸篤志 |
ユウタ | 中臣真菜 |
ユウタの母 | 長尾歩 |
松村 | 赤城進 |
松村の妻 | 平田絵里子 |
松村の娘 | 篠原侑 |
ノドカ | 天海由梨奈 |
有田 | 下崎紘史 |
覚える君 | 金城大和 |
桐山老人 | 浦山迅 |
「AIの遺電子」アニメの主題歌OP・ED曲・挿入歌【アイノイデンシ】
【OP】No Frontier / Aile The Shota
Aile The Shotaによるオープニングテーマ。作詞はAile The Shota、作曲はRyosuke ”Dr.R” SakaiとAile The Shota、編曲はRyosuke ”Dr.R” Sakai。
Wikipedia
【ED】勿忘草 / GReeeeN
GReeeeNによるエンディングテーマ。作詞・作曲はGReeeeN、編曲は横山裕章。
Wikipedia
「AIの遺電子」アニメの監督・製作スタッフ【アイノイデンシ】
「AIの遺電子」の 監督・製作スタッフ一覧はここをクリック・タップ
項目 | 担当者 |
---|---|
原作 | 山田胡瓜 |
監督 | 佐藤雄三 |
シリーズ構成・脚本 | 金月龍之介 |
キャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 | 土屋圭 |
サブキャラクターデザイン | 尾崎智美 |
衣装デザイン | 勝はるな |
車両デザイン | 春日井浩之 |
メカ小物デザイン | 箕輪豊 |
小物デザイン | 若月愛子 |
色彩設計 | 中内照美 |
美術設定監修 | 矢内京子 |
美術設定 | 田中涼 |
美術ボード | 河野羚 |
モニターグラフィックス | 加藤道哉 |
撮影監督 | 畑中宏信 |
編集 | 塚常真理子 |
音響監督 | 小泉紀介 |
音響効果 | 山谷尚人 |
音楽 | 大間々昂、田渕夏海 |
音楽制作 | 日音 |
音楽プロデューサー | 水田大介 |
プロデューサー | 吉武真太郎、結城未来、亀井博司(毎日放送)、佐藤真也、近藤洋平、石原莉子、福井詔雄 |
制作プロデューサー | 芦川真理子、豊田智紀 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
製作 | AIの遺電子製作委員会(日活、毎日放送、秋田書店、ヒーローガレージ、Bit Grooove promotion) |